気楽に書かせてもらいまっせと言っておきながらも、またもや更新が滞ってしまった。いっつも書こうとトライし、特に移動中の飛行機の中でMacを開いて書き始めるが、あれやこれやと書いているうちに、文章の構成に納得がいかなかったり、凝り性の性格が仇となってリタイヤしてしまう....。ま、とにかく所詮文才などないのだから、そんな事気にせずに書けばいいのにね。
で、今は気にせずに書いております。
時間は随分遡りますが、7月にロシアとポーランンドに飛びました。いつもロシアには大勢のファンが待ってくれているんで、毎回すごく楽しい。過去サンクトペテルブルグ、モスクワと大都市でのプレイを経験したが、今回はモスクワから国内線で小一時間ほど離れたとこにあるサラトフというスモールタウンでのプレイ。
サラトフの空港へ到着すると、"Welcome YOJI"と大きな文字を書いた紙を持った少年少女が大勢待ってて、大感激。ありがとう~!そこから車で半時間でホテルに到着。そこはイベント会場の一角に立地していた。心の中で『イベント会場の中にあるホテルって事は、こりや騒音で眠れないんじゃ?』という不安が走る。プロモーター曰く『ここで最高の見晴らしの部屋をリザーブしてあるから』とのこと。カーテンを開けると大きなプールがあって、ビーチも見渡せる。確かに見晴らしは悪くない。
しかし窓から首を出し、真下を見て仰天!俺の不安を大きく上回る怪物が大きく居座っていた。
なななななんと、スピーカーが俺の部屋の壁に面して積み上がっている!
なんだこりゃ!こんな事ってありえる???
しばらくするとサウンドチェックが始まった。窓ガラスは振動で震え、部屋ん中には低音が充満。うるさいってもんじゃない!すぐさまツアーマネージャーを呼んで『見てくれ!こんなんじゃ休めないよ!』
マネージャーが血相を変えてプロモーターを呼び出した。
彼曰く『このエリアはVIP用だから、本番ではBGM程度の音量しか出さないから心配はいらないよ』だって。
疲れていたせいなのか怒りを感じる事もなく、ただ部屋を代えてくれるよう要請したが、ホテルは満室のよう。最悪の場合はマネージャーの部屋と交換してもらう事にして、とりあえずは解決。ってか他に手は無し。
夕刻、ディナーへと向う。なにせスモールタウンなので日本食は期待できない。じゃインド料理にすっかとプロモーターに要請。なぜインド料理を選んだかというと、インド人の人口はHUGE、中国とインドで世界人口全体の40%とかって話なくらい多い。って事は大体どこにでもあるだろう、探すのもイージーだろうと思って要請してみた。それに実は俺、すっごくインド料理が好きで、特にチキンティカは大大大大大好物なのだ!で、プロモーター(以下P)がこう訊いてきた。
P『どんな料理が食べたいの?』
俺『だからインド料理!』
P『肉?魚?』
俺『チキンとかカレーとか』
奇妙な押し問答が続いた。横からツアマネが必至に説明を続ける。ここサラトフの人々は英語があまり得意ではなく、実にコミュニケーションが難しい。とはいえインド料理やカレーくらいは知ってるだろうと思ってたんだが、チンプンカンプン。最終的に分かったんだが、Pはインディアンはインディアンでもアメリカの原住民的インディアンの事だと思っていたらしい!爆笑!
で、何れにせよここサラトフにはインド料理はないという話で、仕方なくP薦のレストランへ。車で走る事半時間。着いたと店は結構カジュアルなカフェのような佇まい。うん、何かあるだろ。メニューを見ると、寿司やら鶏カラや、なんだ日本食もあるんじゃん(驚)!ラッキーにも胃袋は満たされ、じゃあ酒でも呑むかって気分になった頃
P『この後、記者会見あるから』
俺&M『えっ???聞いてないよ!』
P『すぐそこのディスコで』
俺『おいおい、なんでそんな大事な事を早く言わないんだ!』
血相を変えてホテルへ戻り、ダッシュで着替え&メイクアップし、車に飛び乗り元いた場所にトンボ帰り。なんてせせこましいスケジューリングなんだ。MもPのアレンジに御立腹で、終止文句ばっか言ってる。で、とにかく記者会見会場へ。そこには数年振りに会う英国のDJ John"00"Femmingが。『久しぶりじゃ~ん!』てな感じでダベってたらすぐさま会見がスタート。だが通訳係としてPが横に... んんん、この通訳で大丈夫なのか?と大きな不安が。
質問は全てロシア語。俺もJohnも全く理解できないし、とにかくその環境が非常に退屈だった。なので、俺とJohnは会見の進行をよそに、ひたすらくだらない話で勝手に盛り上がる。俺は俺で場を楽しくするべく笑いを交えた回答を試みたがウマく運ばず....
インタビュアー(以下I)『音楽から離れた時間は何をしていますか?』
俺『ほぼ毎日数時間は子供達とドライブしているよ、いわば俺は子供達専用のタクシードライバーみたいなもんだよ』
会場『シーーーーーーン』Johnだけ爆笑。
I『あなたは他のDJ達とは違って、見た目が特別だけど、その理由は?』
俺『う~ん、特に理由はない、ただ全ては僕にとってナチュラルな事なんだ........』
と答えてもどうも意味が伝わらない。
俺『シンプルに言うと、俺はゲイボーイだからさ!』
会場『シーーーーーーン』
ウケるはずだったのに。Johnだけ爆笑。
客観的に見て二人はかなりフザけた状況だった。正直ふざけすぎたと後悔している、ロシアの記者の皆さんごめんなさい。
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